「旅する胃袋」/食べた、見た、作った、話した、暮らした | 旧・日常&読んだ本log

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流れ去る記憶を食い止める。

2005年3月10日~2008年3月23日まで。

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篠藤 ゆり

旅する胃袋
アートン

目次
初めての旅
 [レシピ]ホーモック・プラー
故郷の味
 [レシピ]楊貴妃のデザート
いざ桃源郷へ
 [レシピ]薔薇の香りのプディング
彼岸の一碗
 [レシピ]チベット風餃子(モモ)
豊穣の食卓を求めて
 [レシピ]海老と春雨の蒸し物
赤い米が実る村
 [レシピ]筍とかぼちゃの種の和え物
     潰しナス
その味覚、禁断につき
 [レシピ]スルメとレンコン、豚スネ肉のスープ
サウダーヂを抱きしめて
 [レシピ]パルミット(椰子の芽)のサラダ
     フェジョン豆のサラダ
砂漠で眠ると人は
 [レシピ]オクラのクミン風味の炒め物
     きゅうりとトマトのライタ(ヨーグルト風味のサラダ)
エーヤワディー千年王国
 [レシピ]モヒンガー風にゅうめん
ジブラルタルの南、サハラの北
 [レシピ]魚貝のサフランスープ
あとがき 


今回、ほぼメモのみ。目次を記録しておきたかったのです。

インドを旅すると決めてからは、毎日、カレーを食べる練習をしたりだとか(元々は辛いものが苦手だったそう)、そういったちょっと不思議な努力や、食べ物を通じて仲良くなったその土地の人々との出会いが描かれている。

渋沢 幸子さんによる『イスタンブール、時はゆるやかに 』もそうだったのだけれど、何でそんなにその土地の人と仲良くなれるのかなぁ、とちょっぴり嫉妬心まで出てきてしまう。

うーん、女性の旅行記にはこういうのが多いですよね。

言葉が通じる日本人同士でも、こんな風にはなかなか仲良くなれないものではないかしら。一緒にご飯を作ること、自分の国の料理、普段の家庭料理に興味を持ってもらえることは、仲良くなるための近道なのかもしれません。